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我孫子市は北の鎌倉とも言われる緑豊かな地です。平和台病院は千葉県我孫子市の東側で東葛北部の医療圏に属しています。最寄り駅はJR成田線新木駅で上野駅から約40分です。高度医療は連携先病院である東京慈恵会医科大学柏病院、日本医科大学千葉北総病院、JAとりで総合医療センターと協力して行っておりますが、2次救急までの機能は確実に対応する体制を敷いています。
平和台病院は、26年前、昭和61年7月1日に現在の理事長である土井紀弘先生が、学生時代に知り合った数人の医師と一緒に「24時間エマージェンシー」という標語を掲げ開院しました。開院以来、スタッフにも恵まれ、地域住民の方々のご支援のもと、平和台病院に加え、予防医療センター、介護老人保健施設、在宅医療と幅広いサービスを提供するに至りました。特に、平和台病院は法人の中核であることはもちろんのこと、地域医療の中核へと成長いたしました。現在、我孫子市で発生する救急患者の18%を平和台病院にて対応しています。この数字は、我孫子市内にある2次救急病院の中でトップシェアとなります。しかしながら、救急患者の多くは、市外の医療機関様にご対応いただいているのも事実です。この状況を改善すべく、平成22年3月に新館をオープンさせ、救急センターを新設し、受入態勢を強化しました。また、病床数を130床から170床に増床、今秋からは心臓カテーテル治療も開始し、地域から望まれる質の高い医療の実現を目指し努力しています。
平和台病院は、平成24年に増床が認められ、平成26年3月に新館をオープンさせます。その結果、平和台病院は、緩和ケア病床20床(新設)、リハビリ病棟34床(増床)となり、病床数224床の病院となります。
全くありませんでした。特に、パラメディカル(コメディカル)の方々の協力が厚く、すぐに仕事に慣れることができました。ギャップと言えば、良い意味でのギャップになりますが、建物がきれいで、非常に気持ちがよいです。入職して6年目になりますが、これまで、院内にゴミが落ちているところや汚れなどを見かけたことはありません。また、廊下や踊り場に、絵画や彫刻などが飾られており、気持ちの良い職場環境です。
外来が、週4コマ(月・水・木・土の午前中)です。手術日が、月・水・金の午後です。その他は、病棟管理になります。会議が週1回あり、情報交換を行っています。私は、整形外科を担当しております。担当の診療科によって、1週間のスケジュールは変わります。整形外科は、2名体制ということもあり、比較的ハードな勤務を行っています。診療科によっては、定時帰宅が可能な診療科もあります。
平和台病院は、診療科間の壁が全くないです。人間関係で悩むこともないです。パラメディカル(コメディカル)の方が優秀で、連携がスムーズです。検査など、患者様が外来に来られた日に対応できるように工夫してくれて、非常に仕事がスピーディーです。医療機器、レントゲン、CTなどハイスペックなものが揃えられているため、医師にとっても、患者様にとってもストレスのない環境が整えられています。
平和台病院は、非常に働きやすい病院です。急性期病院ではありますが、医師が疲弊して医療事故を想像してしまうような職場ではありません。良好な人間関係はもちろん、充実した医療設備、きれいな院内、いわゆる「こういうところで務められたらいいな」という病院です。理事長も理解があり、積極的なディスカッションを通じて健全な意思決定をされます。心臓カテーテル治療開始の件がよい例で、非常に建設的に話を進めています。やりたいことがある医師、志が高い医師にとっては、非常にやりがいのある職場だと思います。
医療の質を上げたい
平和台病院は、医療法人社団創造会における医療分野の中心施設です。当会は「救急から介護まで」とのスローガンを掲げ、病院及び介護系の施設を運営しています。より多くの方の生活をサポートするためには、より質の高い医療の提供と、より多くの方(広いエリア)への介護サービスの提供が必要です。そのために、我々が出来ることは何か、10年先の地元医療を想像して「創造会Vision2020(中長期計画)」を策定しました。
働いている医師が満足していること
「創造会Vision2020(中長期計画)」は、「ES、CSのアップ」、「ヘルスケア複合体」、「事業規模」、「グローバル視点」の4つを柱に策定しました。特に、重要視しているのがES(職員満足度)です。当然ながら、CS(患者満足)の向上は必要です。そのためには、まず働いている医師がやりがいをもって働けることが大前提です。実際に、医師が医療に集中し、やりがいをもって働ける仕組みを活用しています。
医師の負担を軽減するために検査予約や項目の入力、主治医意見書の作成などをサポートする診療支援室(合計9名)の設置、学会参加の推奨、出席しやすい環境整備、連続1週間以上の休暇の義務付け、24時間体制の託児所の設置などにより、医師が医療に集中できる職場を提供しています。
チーム医療で「創造会Vision2020(中長期計画)」の達成を目指します
私一人では「創造会Vision2020(中長期計画)」を達成することはできません。達成のためには、組織内の協力が不可欠です。平和台病院(創造会)は、患者の立場に立って治療が行え、他の職種の人たちと連携し、様々な案件に協力的な医師を必要としています。平和台病院(創造会)には、学閥はありません。フランクな雰囲気のもと、各人が職種を超えて、自分の意見を言い合える風土があります。各人がより専門性を高め、最新の医療を貪欲に吸収し、地域住民の方々の質の高い医療を提供する、それが、平和台病院(創造会)です。