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若草第一病院は、大阪府中河内医療圏にておいて、地域医療支援病院、大阪府がん診療拠点病院、臨床研修指定病院の認定を受けています。病院は、中河内医療圏の東部にあり、大阪市内から20分程度と大都市に隣接しています。しかし、大阪市内まで移動できるのは、比較的健康な患者さんであり、その結果、若草第一病院の患者さんは、救急外来や病状から判断して大阪市内まで行くのが困難な患者さんが中心です。
大阪府がん診療拠点病院に関しては、時間に制約がある患者さんや末期の患者さん、身動きの取れない患者さん、複数の疾患を併発されている患者さんの最後の砦となることを目標に、がん治療に取り組んでいます。
高度救急医療に関しては、ICU8床、医師6名を有する脳外科をはじめ、外科、整形外科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科など、ほとんどの救急に対応可能で、重症熱傷や重症中毒などの特殊症例を除く3次救急にも対応しています。
若草第一病院を運営する社会医療法人若弘会は、1946年に開設された川合内科をもとに設立された法人です。地域住民の方のニーズに則した医療を提供してきた結果、3次救急までを手掛ける1981年開設の若草第一病院を中心に、わかくさ竜間リハビリテーション病院、介護老人保健施設竜間之郷、わかこうかいクリニック(訪問診療)、訪問看護、居宅看護支援と提供サービスの幅を広げてきました。法人内はもちろん、地元かかりつけ医との連携を強めるため、地域連携室の設置、ケースワーカー6名体制を敷いています。また、脳外科、消化器内科のさらなる拡充を行い、これまで医療圏内で救急車の要請に応えられなかった診療科目についても対応できる体制を整えました。
ギャップを感じたことは2つあります。私は、卒後、大学病院、医局関連病院を複数経験した後、若草第一病院に参りました。入職するまでは、救急病院の経験がなく、初の救急医療現場でした。もちろん、入職前から救急医療の現場がどのようなものであるか、話では聞いていました。しかし、実際に当直業務を行うと、「今までにはない環境」であることを実感いたしました。患者さんの緊急度に関するギャップ、これが1つ目です。
2つ目は、幸せなギャップです。救急病院に対するプレッシャーはありましたが、同僚の先生が非常に優秀で、私の慣れない部分を補っていただき、その結果、私自身、スムーズに救急医療業務に携わることができました。
月曜日、午前中に外来、午後にコメディカルを含めた病棟カンファレンス、火曜日の午前中に呼吸器内科のドクターカンファレンス、午後に気管支鏡の検査を行います。水曜日は、午前中に病棟管理、午後に特殊外来(禁煙教室など)と会議、木曜日に、ICT・RCTなどチーム医療の取り組み、金曜日は、病棟管理が中心です。土曜日、日曜日はお休みさせていただいております。
若手の先生は、上記内容を基本に、午後の救急外来対応が週1コマ、当直が週1コマ程度、勉強の時間を無理のない形で組み合わせています。
若草第一病院は、非常に働きやすい環境です。同時に、非常に成長できる環境でもあります。診療科の垣根、コメディカルとの垣根もなく、院内のスタッフは皆さん非常に協力的です。特に救急医療の現場では、様々な診療科の先生が担当診療科に関係なく力を合わせて患者さんに対応します。救急センターの医師から、非常に熱心にアドバイスをいただけますし、仮に、内科の医師が困っている時でも、外科や整形外科の医師が声をかけてくれます。また、放射線科の先生が非常に協力的で、画像検査の際は、速やかに所見をつけて下さり、その場でのディスカッション、アドバイスをいただけます。
コメディカルの方は全体的に年齢が若く、医師への信頼のもと、スピード感をもって仕事をしていただけます。また、コメディカルは「垣根がない状態が普通である」という認識のもと、現場の状況に合わせて臨機応変な対応をしていただけます。若草第一病院では、院内全体の協力精神が、DNAとして組み込まれていると思います。
若草第一病院では、患者さんにとって最良の医療を提供しています。また、非常に成長できる環境が揃っています。医師が患者さんのためにと思ったことであれば、その医療を提供することが出来ます。また、医師の成長のため、様々な先生が力になって下さるのはもちろんですが、例えば、呼吸器内科の医師が、心カテに挑戦してみたいと言えば、皆さん応援していただける雰囲気です。成長したいと思えば、臨床面でも学術面でも成長が可能な場があります。更なる成長を望む先生がおられましたら、ぜひ当院で、ご一緒させていただけましたら幸いです。
大学病院でもない、成人病センターでもない、若草第一病院をつくりたい
若草第一病院は、垣根がなく、一定の症例数があり、臨床技術の質を高めるには非常に適した環境です。そもそも病院には、それぞれの役割があります。大学病院には大学病院の、専門病院には専門病院の役割があります。若草第一病院は、臨床のプロとしてどこの病院と比較しても遜色のないハイレベルな医療を提供しています。また、今後も医療の質を高めていき、地域貢献とともに医師の成長を目指します。
若草第一病院を踏み台に、更に成長したい医師が欲しい
成長に対して貪欲な医師と一緒に働きたいです。若草で経験したことをもとに、更に社会貢献を目指してもらいたいです。結果として、「あの人は若草にいた」、「若草経験者は優秀だ」そう言われるようになりたいです。是非、若草第一病院を踏み台にしていただき、更に大きな社会貢献をしたいという医師と出会いたいです。
前向きな要望であれば、国内外の留学も実現させます
医師が成長するためには、現実問題として働きやすい環境を整える必要があります。その為に私が行っている最も重要なことは、「院長に何でも遠慮なく、文句や希望の言える雰囲気をつくること」です。前向きなことであれば、どんなことでも耳を傾けます。特に医師からの要望な出来る限り実現できるように努力しております。医療機器購入やリサーチの実施、院内環境のこと、様々な要望があげられますが、都度、検討しています。最近では、イギリス留学を要望する医師がいました。もちろん、実現させました。留学は、医師を成長させ、地域医療に大きな貢献をもたらすはずです。やりたいことがある先生がいらっしゃいましたら、是非とも、やりたいことを聞かせて下さい、力になれるはずです。
転職をご検討されている先生にメッセージ
若草第一病院に来て働かれている先生は、皆さん、嬉々として働かれています。私自身も、働きやすく非常に恵まれた環境であると感じております。言いたいことが言える、明るく活気のある医局は、医師にとっても患者さんにとっても良い結果をもたらしています。また、医療レベルは、どこの病院と比べても遜色ありません。先生の将来のため、更に大きな社会貢献をするため、一度、若草第一病院で働いてみませんか。若草を踏み台に、更に大きく成長しましょう。