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偕行会グループは、特に名古屋医療圏において、先端医療から地域医療までをリードしてきました。ガンマナイフやノバリス、PET等の導入も積極的に行ってきました。また、透析患者様を多く有していることから腎臓分野や循環器分野、消化器分野にも力をいれています。メインホスピタルである名古屋共立病院は、名古屋大学病院、名古屋市立大学病院、愛知県がんセンター中央病院、名古屋第二赤十字病院などの大病院と対等な病病連携をし、相互に技術的な補完を行う関係を構築しています。
偕行会グループ(以下、偕行会)は、腎臓内科医として透析医療に従事していた川原弘久理事長が、年々増えてゆく透析患者を目の前に、「どうにか透析患者を救えないか」という志のもと、昭和57年に設立されました。その後、急性期医療を行う名古屋共立病院、外来診療を行う名古屋共立クリニック、透析医療を提供する8つの透析クリニック、回復期をサポートする偕行会リハビリテーション病院、療養型病院で在宅医療も支援する城西病院(病診連携)を開設し、合併症対策を含めた透析医療をトータルで提供しています。現在では、透析医療に限らず、一般医療、高齢者医療を三本の柱とし、その中で保健・予防・治療・社会復帰までを含めた「総合的な医療」を展開しています。
同時に、「患者と信頼関係を構築すること」、「職員が働きやすい環境を提供すること」の2つを偕行会の基本理念としています。
5年前に入職する前から学会発表を通じて、透析患者が多いことは知っていましたが、入職後、「本当に多いんだな」と実感しました。以前院内の50代の先生とお話しをした際は、その先生がこれまで経験した症例数を、ここにきて1年で経験されたとおっしゃられていました。
私の専門の話で言えば、カテーテルによる血管内治療が専門です。仮に、症例数が多くとも、若手は難しい症例を担当できないのが一般的です。しかし、当院では難しい症例も担当することができ、若いうちからスキルアップすることができます。こちらに入職してから身に付けた手技も沢山あり、日々、成長を実感しております。
また、当院では、「医者は医者でしかできない仕事をする」という考え方が定着しており、コメディカルの成長意欲が高いため、非常に仕事がやりやすいです。そのような状況でしたので、入職直後から、やりたい医療をスムーズに行わせていただきました。
実は、私は修行の意味合いで、1-2年勤務のつもりで当院に参りました。しかしながら、現在5年目になります(笑)。働きやすい環境の中で、さらに学術的な活動もでき、しかも、症例が豊富で、探せばいくらでもやることが出てきます。やりがいがありますね。(CAG約1,200件/年、PCI500件/年、末梢治療260件/年)
また、一医師として入職しましたが、今は、循環器内科と診療科の部長を2つ兼務させていただいております。やったことを評価していただけております。別件ですが、縁あって海外から技術指導の御招聘をいただいた際も、法人が支援してくださいました。
月曜日は、午前が循環器内科の外来、午後がASOの外来です。火曜日の午前中が、カテーテルの施術、午後がASOの外来です。水曜日、木曜日、金曜日は、終日カテーテルの施術、それぞれの予定の間に、病棟管理を行っております。当直は月2回程度です。土曜日、日曜日はお休みです。
当院は、透析患者が多い病院です。循環器に関して言えば、難しい症例が多く、医師としてのやりがいがは十分に有ります。チャレンジングな領域で、スキルアップと地域への貢献が同時にできます。さらに、医局人事の少ない病院ですので、医師は自らの腕で未来を切り開こうとされる方が多く、刺激的な同僚に囲まれて仕事ができます。有る程度の経験をもって、ステップアップを希望される先生には、是非、お勧めです。
より強固な国内体制を元に海外へ
偕行会は、今後、透析医療を中心とした、さらに高度な医療を提供すべく、医師への成長機会の提供、設備の拡充をもって、強固な医療提供体制を整えます。また、偕行会の医療で海外の患者を救いたいと考えています。医療ツーリズムを通じて、アジア各国の方々へのPET検診の提供をはじめました。2013年の年末にはインドネシアにおけるクリニック開設を皮切りに、病院の開設も予定しております。各国政府の協力のもと、我々の医療でより多くの患者を救います。偕行会の先生方には、国内はもちろん、海外の患者への医療提供、技術指導をお願いしております。
スキルアップ、グローバルな視野のためには投資を惜しみません
偕行会は、今後さらに成長しなければなりません。そのため、今回は、腎臓内科、透析科、糖尿病内科、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科等、多くの科で先生を募集いたします。
ただ、偕行会では、単に先生を募集するわけではありません。偕行会が、質の高い医療を提供し、海外の患者にも評価いただくためには、実際に医療を提供される先生がスキルを高めていただき、視野広く海外までを見据えていただかなければならないと考えております。そのための投資は惜しみません。海外での学会発表はすべて、法人が費用を負担いたします。先生による国際学会、研究会の主催も支援いたします。その他、ご自身の成長のためのご提案であれば、積極的に検討させていただきます。現状でも、中国の大学病院へ技術指導に行っている先生に対して支援を行っております。
日本の医療マーケットは成熟しております。これからの医療従事者は、グローバルな視点をもって医療を提供することを考えてほしいです。志を大きく持ち、ダイナミックな医療を提供したい先生がおられれば、偕行会に応援させてください。そんな先生が小さな世界でくすぶっているのは、見ていて辛いですね。ご応募をお待ちしております。