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医療法人尾張健友会千秋病院は、西尾張地域の住民・勤労者の皆さんの熱いご支援・ご尽力により、「困った時は、普段着でかかれる、みんなのためのみんなの病院」を目指して1984年に48床で誕生しました。その後、地域の要求に応えながら増床を行い、現在は294床を数えるまでになりました。
私たちは地域とともに歩む医療機関として、患者さんを中心に安全・安心・信頼の医療と介護、人権尊重、無差別・平等の医療を基本とし、すべての個室で「室料差額」をいただかない、心のかよいあう医療を実践しています。
当院の立地は、尾張西部医療圏の中で南東部に位置し、尾張北部医療圏、尾張中部医療圏と接する地区に位置しています。地域医療のネットワークの中で近隣の急性期(救命救急)病院から、亜急性期病床や回復期リハビリ病棟、療養病棟等へ患者さんを引き継ぐ役割を担っています。
また回復期のリハビリや比較的長期の入院を要する高齢者・難病者の方への切れ目ない医療を通じて、在宅で安心して生活が送れるよう支援しています。介護との連携では、特別養護老人ホームや老人保健施設、在宅療養支援診療所の後方支援病院の役割を果たしています。
超高齢化社会への進展が急ピッチで進み、4人にひとりが65歳という社会が目前に迫っています。これからの医療福祉は、「いかに連携するか…」がカギです。
千秋病院を中心とする尾張健友グループでは3つの連携の軸を基本に、より良い医療を追及し、切れ目のない安心・信頼のネットワークづくりを進めています。その軸とは1:西尾張地域の幅広い医療機関や介護・福祉施設、自治体・ボランティアなどのネットワーク、2:尾張健康友の会など、地域の人たちとのネットワーク、3:医療法人と社会福祉法人やNPO法人との尾張健友グループ内の事業所間ネットワークです。 この3つの連携により尾張西部医療圏で保健・医療・介護・福祉まで幅広い期待に応えており、今後もさらに貢献していきます。
地域連携のシステムが非常にしっかりしていて驚きました。
千秋病院に入職する前は、急性期の病院で24時間寝る間を惜しんで重症患者の対応に追われていました。そもそも、地域連携や退院後の患者様の生活に十分対応していた訳ではなかったので、急性期病院から受入れ、急性期病院への受渡し、診療所からの紹介、診療所への逆紹介等、患者様にストレスなく、非常にスムーズに連携が取られている点に感銘を受けました。
また、少し長期的な視点では、入職後、患者様の数は増え続け、平均年齢は5歳程度上昇しています。まさしく日本で起こっている人口構成の変化が医療に与える影響を肌で感じており、同時に、我々が今後の社会において、大きな役割を担っていることを実感しております。
月曜日と水曜日の午前中に一般外来を持っていて20名強の患者様を診察しております。水曜日の午後は専門外来として、禁煙外来を担当しています。また、隔週で水曜日の夕方17:30 -19:00に一般外来を担当しています。水曜日に関しては、午前、午後の外来の合間を縫って気管支鏡の検査があります。その他の時間で、病棟管理を行っています。その他の仕事として、救急患者の対応とその後のベッド割振り、臨床研修医の指導、住民健診の胸部読影、会議などがあります。
千秋病院は、患者様にじっくりと向き合って治療ができる病院です。また、一次救急告示病院のため、入院患者の急変等についても当直医がしっかり診てくれるのでオンコールがなく、オンとオフがはっきりしており、自分の時間を作ることが可能です。
医療の現場でプライマリーケアを極めることもできますし、学会参加もできます。1年間に学会での発表なしでも年間2学会の出張と学会費の補助があります。学会での発表があれば1年間に2学会以上の学会出張も補助があります。また、長期休暇を1週間程度、取得することも可能です。医療従事者としての達成感と個人の満足をバランスよく両立できる環境で、明日の医療の形を模索したい先生には、非常にお薦めの職場だと思います。
プライマリーケアのプロ集団
千秋病院は、地域に根差した地域密着型の病院です。病病連携、病診連携、介護との連携を重視し、地域に密着した医療を提供することが求められていると考えています。
このような医療環境の中で医師に必要とされるのは、プライマリーケアの能力です。まず、患者様を診察し様々な状況に応じて判断、処置を行う。必要性があれば、専門医療を提供する手配を行う。簡単に他科依頼をするのではなく、より広い範囲で医療を提供でき、そうなれるように日頃から勉強をする、そういった医師療集団を目指しています。
「誰もが安心して住み続けられるまちづくり」を目指し、自治体健診、事業所健診などの保健予防活動をはじめ「地域公開講座」、「家族健康まつり」の開催など地域の健康づくりにも、職員は積極的に参加しています。
我々が診ているのは、「病気」だけではありません。「人」を診ているのです。健康の部分も含めた、疾患の裏にある生活を理解し、課題にアプローチできる医師、そんな医師でありたい、そんな医師を育てたいという思いで、院長としての日々、医師としての日々を過ごしています。取り組んでいます。
地域の要請に応えたい
2011年、尾張西部医療圏は病床不足医療圏となり、当院は2013年に50床の病床増床整備を行い294床の病院となりました。超高齢社会の進行の下、高齢者をはじめとした地域の入院要求に応え地域医療を支えていくことが使命と考えています。この使命を果たしていくためには、どうしても一緒に地域医療を支えて頂けるあたらしいお仲間をお迎えしなけれなりません。ぜひ、あなたのお力をおかしください。
千秋病院は、患者様との距離が非常に近い病院です。患者様の声を聴きながら更なる成長を遂げようではありませんか。
転職をご検討されている先生へメッセージ
千秋病院では、急性期から在宅までキュアだけでなくケアも含めて診ていきながら、患者様に寄り添った医療を提供しています。病と共に人を診る、そんな医療を提供しています。高度急性期とは、また違った側面から医療の最前線を支え、地域医療の発展、患者様の生活に貢献して頂ける先生と一緒に働きたいと考えています。